Matthew Henry's Complete Commentary
Matthew Henry · 1714
Matthew Henry 사후(1714) 공개 도메인. 디지털판 CC0-1.0.
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1 Chronicles 11章 1-9 Matthew Henry's Complete Commentary
¹ その時、全イスラエルがダビデのもとにヘブロンに集まり、言った。「見よ。私たちはあなたの骨、あなたの肉である。
² また昔、サウルが王であった時でさえ、あなたはイスラエルを導き出し、導き入れた者であった。あなたの神、主はあなたに言われた。『あなたはわたしの民イスラエルを牧し、わたしの民イスラエルの支配者となるであろう』と。
³ それゆえイスラエルのすべての長老がヘブロンの王のもとに来た。ダビデはヘブロンで主の前に彼らと契約を結んだ。彼らはサムエルによる主のことばに従って、イスラエルの上にダビデに油を注いだ。
⁴ ダビデと全イスラエルはエルサレム、すなわちエブスに行った。そこにはその地の住民エブス人がいた。
⁵ エブスの住民はダビデに言った。「あなたはここには来られない。」しかしそれでもダビデはシオンの城、すなわちダビデの町を取った。
⁶ ダビデは言った。「だれでも最初にエブス人を打つ者はかしらとなり、将軍となる。」こうしてゼルヤの子ヨアブが最初に上り、かしらとなった。
⁷ ダビデはその城に住んだ。それゆえ彼らはそれをダビデの町と呼んだ。
⁸ 彼は町の周り、ミロから回りに建てた。ヨアブは町の残りを修理した。
⁹ こうしてダビデはますます大きくなった。万軍の主が彼と共におられたからである。
ここにダビデが所有に至る。
I. イスラエルの王座。彼がヘブロンでユダのみの上に七年間治めた後。彼らとの関係(1Ch 11:1)、以前の良い奉仕、特に神の指名(1Ch 11:2)を考慮して、彼らは彼に油を注いでその王とした。彼は彼らを守ることを契約し、彼らは彼に忠誠と真の従順を負うた(1Ch 11:3)。観察せよ。
1. 神の計画は、道にどんな困難があっても、ついには成就する。神がダビデが支配すると言われたなら、それに反対するのは無効である。
2. 長く自らの光に逆らって立ってきた者が、長く偽りのむなしいものに疲れ果てた後、平安に関する事を理解し、自らのあわれみに帰ることを期待できる。
3. 君主と民の間には、両方が宗教的に守るべき本来の契約がある。もし絶対的な専制的権力を主張できる君主がいたとしたら、ダビデであり、ダビデほど安全にそれを託された者はいなかった。しかしそれでも彼は民と契約を結び、法によって治めるための戴冠の誓いを取った。
II. シオンの要塞について。これはダビデの時までエブス人が持っていた。ダビデがそれを王都にするのにふさわしい場所として特に目を向けたのか、神からの約束があったのかは不明である。彼の最初の戦果の一つはその要塞を自らのものとすることであったようである。そしてそれを得た時、彼はそれをダビデの町と呼んだ(1Ch 11:7)。これにはPs 2:6が言及する。*わたしはわたしの王を、わたしの聖なるシオンの山に立てた。*ここに大いなる企てにおいて決断を速め、関与させるものを見よ。
1. 反対。エブス人がダビデに挑み、あなたはここには来られないと言った時、彼はいくらかかってもそれを力ずくで取ることを決心した。
2. 昇進の展望。ダビデがシオンの城への攻撃を率いる者に将軍の位を与えると提案した時、ヨアブはその提案に燃え立ち、最初に上り、かしらとなった。「兵士の目から誉れを取り去れば、そのかかとの拍車を切る」と言われてきた。
¹⁰ ダビデが持っていた勇士のかしらたちは次のとおりである。これらは彼と共にその王国を強め、イスラエルについての主の言葉にしたがって彼を王とするために、全イスラエルと共に奮励した者たちである。
¹¹ ダビデが持っていた勇士の数は次のとおりである。ハクモンびとヤショブアム、百人隊長のかしら。彼は一度に三百人を槍で殺した。
¹² その次にはアホアびとドドの子エルアザルがあった。彼は三人の勇士のうちの一人であった。
¹³ 彼はパス・ダミムでダビデと共にいた。ペリシテ人が集まって戦いのために集結したとき、大麦のいっぱいある地所があった。民はペリシテ人の前から逃げた。
¹⁴ 彼らはその地所の真ん中に立ってこれを守り、ペリシテ人を打った。主は彼らを大いなる救いによって救われた。
¹⁵ 三十人のかしらのうちの三人は、アドラムのほら穴にいるダビデのもとに岩のところに下った。ペリシテ人の軍勢はレパイムの谷に陣を敷いていた。
¹⁶ そのときダビデは要害におり、ペリシテ人の守備隊はベツレヘムにあった。
¹⁷ ダビデは慕い求めて言った。門にあるベツレヘムの井戸の水を、だれか飲ませてくれたらよいのに。
¹⁸ するとその三人はペリシテ人の陣営を突き破り、門のそばにあるベツレヘムの井戸の水を汲み、これを取ってダビデのもとに持って来た。しかしダビデはそれを飲もうとせず、主のためにこれを注ぎの供え物として注ぎ出した。
¹⁹ 言った。わが神よ、わたしがこのようなことをするのを遠ざけてください。これらの人々の命を危険にさらして、その血をわたしが飲むことができましょうか。彼らは命の危険を冒してこれを持って来たからである。それゆえ彼はこれを飲もうとしなかった。三人の勇士はこれらの事をした。
²⁰ ヨアブの兄弟アビシャイは、三人のかしらであった。彼は槍で三百人を打ち殺し、三人のうちに名を得た。
²¹ 三人のうちでは、彼は他の二人よりも誉れある者であった。彼らのかしらであったからである。ただし彼は最初の三人には達しなかった。
²² エホヤダの子ベナヤ。カブゼエルの力ある勇者の子。多くのわざをした。彼はモアブのライオンのような二人を殺した。また雪の日に穴に下ってライオンを殺した。
²³ 彼は背の高いエジプトびとを殺した。その人は五キュビトの背丈があった。エジプトびとの手には機織りの棒のような槍があった。彼は杖を持ってその人のところに下って行き、エジプトびとの手から槍をもぎ取り、その槍で彼を殺した。
²⁴ エホヤダの子ベナヤはこれらの事をなし、三人の勇士のうちに名を得た。
²⁵ 見よ、彼は三十人のうちに誉れある者であったが、最初の三人には達しなかった。ダビデは彼を自分の護衛の上に立てた。
²⁶ 軍勢の勇士たちは次のとおりである。ヨアブの兄弟アサエル、ベツレヘムのドドの子エルハナン、
²⁷ ハロリびとシャンモテ、ペロニびとヘレズ、
²⁸ テコアびとイッケシの子イラ、アナトテびとアビエゼル、
²⁹ ホシャテびとシベカイ、アホアびとイライ、
³⁰ ネトパびとマハライ、ネトパびとバアナの子ヘレデ、
³¹ ベニヤミンの子らに属するギベアのリバイの子イタイ、ピラトンびとベナヤ、
³² ガアシの谷のフライ、アルバテびとアビエル、
³³ バアル・フムびとアズマベテ、シャアルボニびとエリアバ、
³⁴ ギゾニびとハシェムの子ら、ハラリびとシャゲの子ヨナタン、
³⁵ ハラリびとサカルの子アヒアム、ウルの子エリパル、
³⁶ メヘラテびとヘフェル、ペロニびとアヒヤ、
³⁷ カルメリびとヘズロ、エズバイの子ナアライ、
³⁸ ナタンの兄弟ヨエル、ハゲリの子ミバハル、
³⁹ アンモンびとゼレク、ツェルヤの子ヨアブの武器を持つ者ベロテびとナハライ、
⁴⁰ イトリびとイラ、イトリびとガレブ、
⁴¹ ヒッタイトびとウリヤ、アフライの子ザバデ、
⁴² ルベンびとシザの子アディナ。ルベンびとの長で、彼と共に三十人いた。
⁴³ マアカの子ハナン、ミトニびとヨシャパテ、
⁴⁴ アシュテラテびとウジヤ、アロエリびとホタンの子シャマとエヒエル、
⁴⁵ シムリの子エディアエル、その兄弟ティジびとヨハ、
⁴⁶ マハビびとエリエル、エルナムの子エリバイとヨシャビヤ、モアブびとイトマ、
⁴⁷ エリエル、オベデ、メソバびとヤシエル。
ここに、ダビデの勇士、すなわち彼に仕え、彼によって取り立てられたその時代の偉人たちについての記録がある。この目録の初版は2Sa 23:8-39などにあった。これはほぼ同じである。ただし1Ch 11:41-47から終わりまでここで名を挙げられている者が追加されている。次のことを観察せよ。
I. この目録と、ダビデについて言われたこととのつながり、1Ch 11:9。1. ダビデはますます大きくなり、これらは彼の勇士であった。偉人たちの力と誉れの多くは、そのしもべたちから借り受け、彼らに依存している。これは知恵ある者の目には、豪華と権力をいくぶん減じざるを得ない。ダビデは偉大な人々を周りに持つから偉大なのである。これらを取り去れば、彼はもとの場所にいる。2. 万軍の主は彼と共におられ、これらは彼の持っていた勇士であった。神は彼と共にあり、彼のために働かれた。しかし人と手段と第二原因の使用を通じてであった。これによって神が彼と共にいることが現れた。すなわち、神は彼の利益に仕えることができる者たちの心を傾けて、彼の側に来らせたのである。もし神が私たちのためなら、誰も私たちに逆らうことはできないように、もし神が私たちのためなら、私たちが必要とするすべてのものが私たちのものとなる。それでもダビデは自分の成功と増加を、持っていた軍勢にではなく万軍の主に、自分と共にいた勇士にではなく、力ある神に帰した。神が共におられることがすべてである。
II. この目録の表題(1Ch 11:10)。これらは彼と共に自分たちを強めた人々である。彼を強めることにおいて、彼らは自分自身と自分たちの利益を強めた。彼の昇進は彼らのものだったからである。ダビデの子の王国を支えるために自分たちの持ち場でなすことは、私たちが利益を得るのである。それを強めることにおいて、私たち自身を強めるのである。彼らは彼および全イスラエルと共に強く立ったとも読める。神がなすべき働きを持つとき、それを行うのにふさわしい器を欠くことはない。勇士を必要とする働きであるなら、主の言葉にしたがって勇士が見出されるか、あるいは作られるであろう。
III. これらすべての人々を誉れあるものとしたのは、王と国のために彼らがした良い奉仕であった。彼らはダビデを王とするのを助けた(1Ch 11:10)。良いわざである。彼らはペリシテ人や他の公の敵を殺し、イスラエルを救う道具であった。次のことに注意せよ。偉大となる道は善を行うことである。彼らは労苦と命の危険なしにこの誉れを得たのではなかった。キリストの王国の誉れは、信仰の戦いを戦い、労し苦しみ、キリストと良い良心のために、いのちを含めすべてを投げ打つことを喜ぶ者たちのために備えられている。栄光と誉れと不滅を求めるのは、耐えよく善を行い続けることによるのである。ダビデの子に忠実な者たちは、その名が記録され登録されるのを見出す。これらが名声の記録にあるよりもはるかに大きな誉れとなるのである。
IV. ダビデの勇士たちのすべての偉大な手柄の中で、ダビデ自身については、彼が慕い求めた水を主の前に注ぎ出したこと以外、偉大なことについては何も言及されていない、1Ch 11:18,19。その行いにおいてダビデの四つの非常に誉れある性質が現れた。それは私の知る限り、これらの勇士の手柄のいずれと同じほど偉大なものとした。1. 自分の弱さに対する悔い改め。人が無分別に何かを言ったりしたりしたことに気づかされたとき、それを悔い改めによって取り消し、もう一度やり直すことは、その人にとって真に誉れである。間違ったことをしたり言ったりしたときにそれに固執することは、恥であるのに対して。2. 自分の食欲の否定。彼はベツレヘムの井戸の水を慕い求めた。しかし手に入れたとき、それを飲もうとしなかった。自分をそれほど甘やかし、愚かな空想を満足させたくなかったからである。自分の霊を治めるこのような規則を持つ者は、勇士よりも強い。自分を治めることは人の誉れである。しかし自分を治めようとする者は、時に自分に逆らわなければならない。3. 神に対する信心。彼が自分自身の飲みには良すぎる、尊すぎると考えたその水を、彼は注ぎの供え物として主のために注ぎ出した。もし私たちが他の何よりも良いものを持つなら、最も良いお方であり、最も良いものを受くべきである神に、それをもって誉れを帰しよう。4. しもべたちへの思いやり。三人の勇敢な人々が彼のために水を汲むために命を危険にさらしたと思うことは、彼を想像しうる最大の混乱に陥れた。彼の考えでは、それは水を血に変える。偉人たちの誉れは、用いる人々の血を浪費しないことである。彼らに与えるすべての命令において、自分自身の魂を彼らの魂の身代わりとすることである。
V. これらの英雄たちの驚くべき手柄において、神の力が認められなければならない。もし神の特別な臨在が彼らと共になかったなら、どうしてひとりが三百人、もうひとりが同じ数(1Ch 11:11,20)、もうひとりがライオンのような二人(1Ch 11:22)、もうひとりがエジプト人の巨人(1Ch 11:23)を殺すことができたであろうか。約束にしたがって、Jos 23:10、あなたがたのひとりが千人を追い払う。あなたがたの神、主があなたがたのために戦われるからである。
VI. これらの勇士の一人はアンモンびと(1Ch 11:39)、もう一人はモアブびと(1Ch 11:46)と言われる。しかも律法はアンモンびととモアブびとは主の会衆に入るべきではないとしていた、De 23:3。これらはおそらく、イスラエルの利益のためにそれほど熱心であることを示したので、その場合は律法を適用免除することがふさわしいと考えられたのであろう。そしてそれがダビデの子が異邦人の中に勇士を持つことのしるしであったから、いっそうそうであった。彼と共にはギリシャ人もユダヤ人もないのである。
本章では繰り返されている。
I. サウルの死後すぐの、一般的同意によるダビデの王座への昇格。1Ch 11:1-3。
II. エブス人の手からのシオンの城の獲得。1Ch 11:4-9。
III. 彼の王国の勇士と偉大な人々の一覧。1Ch 11:10-47。