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Jamieson-Fausset-Brown Commentary Critical and Explanatory on the Whole Bible

Robert Jamieson, A. R. Fausset, David Brown · 1871

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Jamieson-Fausset-Brown Commentary Critical and Explanatory on the Whole Bible

Robert Jamieson, A. R. Fausset, David Brown · 1871

パブリックドメイン

Commentary Critical and Explanatory on the Whole Bible (1871). CCEL expanded electronic edition states it is in the public domain.

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2 Timothy 4章 1 Jamieson-Fausset-Brown Commentary Critical and Explanatory on the Whole Bible

2Ti 4:1-22.

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テモ二 4:1-22。

背教の時が近づき、使徒は勝利の終わりに近いので、テモテに自分の義務を熱心に果たすよう荘厳に命じる。また、ルカだけが自分と共におり、ほかの人々は去ったので、テモテがローマに来てマルコを連れて来ることを求める。また外套と羊皮紙を持って来るように命じる。アレクサンデルを戒め、第一の答弁のとき自分に起こったことを語る。問候。祝祷。

1. 命じる--ギリシヤ語では「荘厳に命じる」である。

ゆえに--最も古い写本にはない。

主イエス・キリスト--最も古い写本は単に「キリスト・イエス」と読む。

さばく--神から受けた彼の委任は

使徒 10:42、

そのようにさばくという彼の決意は

ペテ一 4:5、

その委任の執行はここに記される。

現れるときに--最も古い写本は「ときに」の代わりに「そして」と読む。その場合「(わたしは神のみ前で……あなたに命じる)そして彼の現れをもって」と訳す。

御国をもって--彼の現れのときに立てられる御国である。そのときわれわれは彼と共に治めることを望む。彼の御国は今も現実であるが、目に見えない。そのときには現実であるとともに目に見えるようになる

(ルカ 22:18, 30;

黙 1:7; 11:15; 19:6)。

今は彼は敵どもが倒されるまで待ちつつ、敵の中で治められる

(詩 110:2;

ヘブル 10:13)。

そのときには反対者たちが平伏する中で治められるであろう。

2 Timothy 4章 2 Jamieson-Fausset-Brown Commentary Critical and Explanatory on the Whole Bible

無題

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2. 宣べ伝え--文字通りには「伝令として宣べ伝える」である。会堂での講説を指す用語はダラショート(daraschoth)であった。対応するギリシヤ語の用語(弁証的な様式、対話、論争を含意する、

使徒 17:2, 18; 18:4, 19)

は、使徒行伝においてキリスト者の教会の講説に適用されている。ユスティヌス・マルティル(JUSTIN MARTYR)[弁証論、 2]は公礼拝の順序をこう説明する。「主日にみな集まり、使徒たちと預言者たちの書が朗読される。それから司式者が講説する。そののちみな立ち上がって祈る。次にパンとぶどう酒と水がささげられる。司式者も同様に祈り感謝し、会衆は『アーメン』と言って荘厳に同意する」。監督たちと長老たちには説教する権利と義務があったが、時に執事たちに、さらには平信徒にも説教を求めた。EUSEBIUS(ユーセビオス)[教会史、 6.19]。この点で教会は会堂を模倣した

(ルカ 4:17-22;

使徒 13:15, 16)。

務め--すなわち、伝道の働き全体において、切実に、真剣に、である。

時が良くても悪くても--すなわち、すべての時に、である。彼らがあなたの語ることを時宜に適していると見なそうと適していないと見なそうと、関係ない。「泉は誰も汲みに来なくても流れ続け、川は誰も飲まなくても走り続ける。同じように、われわれも誰も耳を傾けなくても、語るにおいてわれわれの側のすべてのことをなさねばならない」[CHRYSOSTOM(クリュソストモス)、説教、 30、巻5、221頁]。

わたしはクリュソストモス(CHRYSOSTOM)と共に、ここにはテモテ自身にとって時宜に適しているか否かにかかわらず時の観念も含まれると考える。すなわち、便利なときだけでなく不便なときにも、昼だけでなく夜にも

(使徒 20:31)、

安全なときだけでなく危険なときにも、自由なときだけでなく獄中にいるときや死刑の宣告を受けたときにも、教会の中だけでなく、どこでもあらゆる場合に、主の働きが要求するいかなるとき、いかなる場所においても、である。

責め--「罪を悟らせる」、「論破する」である。

……で--ギリシヤ語では「(勧めが置かれるべき要素において)すべての忍耐

(テモ二 2:24, 25; 3:10)

と教えのうちで」である。

テモ二 2:24

の「教えるのに巧みな」と比較せよ。ここで「教訓」に当たるギリシヤ語は*ディダケ(didache)*であるが、

テモ二 3:16

では*ディダスカリア(didascalia)*である。「ディダスカリア」は人が受けるものであり、「ディダケ」は伝えられるものである[TITTMANN(ティットマン)]。

2 Timothy 4章 3 Jamieson-Fausset-Brown Commentary Critical and Explanatory on the Whole Bible

無題

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3. 彼らは--キリスト者と告白する者たちである。

健全な教え--ギリシヤ語では「健全な(テモ一 1:10を見よ)教え(didascalias)」あるいは「教え」、すなわち福音の教えである。すぐ後に具体語である「教師たち」が続く。

自分の欲情に従って--神の御旨を重んじるよりも、ほんものの教師たちが自分たちの欲情を妨げるのを嫌う。

積み上げ--ひとりの上にひとりを。偽りの教師たちの無差別な山である。多様性はかゆい耳を喜ばせる。「健全な教えを軽蔑する者は健全な教師たちを去る。彼らは自分たちのような教師たちを探す」[BENGEL(ベンゲル)]。まず民が腐敗することが祭司職の策略を生み出す

(出エ 32:1)。

自分のために--自分たちの腐敗した好みに合うような者たち。populus vult decipi, et decipiatur--「民は欺かれたいと願う、ゆえに欺かせ」。「祭司のようであれば、民もそのようである」

(列王上 12:31;

ホセア 4:9)。

かゆがって--単に快楽だけを与える教師たちの言葉を聞きたがる

(使徒 17:19-21)。

そして自分たちの耳に刺さる真理によって不快にさせない言葉を好む。彼らはいわば群衆の軽薄さを快楽でくすぐる[CICERO(キケロ)]。その群衆は自分たちの益になることを学ぶために来るのではなく、耳を喜ばせることを聞くために、劇場に来るようにやって来る[SENECA(セネカ)、書簡、 10.8]。「耳のかゆみは体の他のいかなる部分のかゆみと同様に悪く、おそらくもっと悪い」[SOUTH(サウス)]。

2 Timothy 4章 4 Jamieson-Fausset-Brown Commentary Critical and Explanatory on the Whole Bible

無題

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4. 耳は人の欲情に反するものに耐えない。

向け--ギリシヤ語では「わきにそれる」である

(テモ一 1:6)。

人々が真理から向きを変えて離れるとき、彼らが空想話に向けられるのは義しい報いである

(エレミヤ 2:19)。

空想話--

(テモ一 1:4)。

2 Timothy 4章 5 Jamieson-Fausset-Brown Commentary Critical and Explanatory on the Whole Bible

無題

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5. わたしはもはやここにいてこれらの事に抗するわけにはいかない。あなたはわたしの価値ある後継者となり、もはや助言のためにわたしに頼らず、自分自身の主人となり、浮き輪なしで泳げ[CALVIN(カルヴァン)]。わたしの足跡に従い、その結果と、その終わりの栄誉を相続せよ[ALFORD(アルフォード)]。

あなたは……慎み--文字通りには「酔わない者の目覚めをもって」である。

すべての事に--すべての場合とすべての状況の下で

(テト 2:7)。

苦難を忍び--艱難に耐えよ[ALFORD(アルフォード)]。

伝道者の務め--伝道的な監督、説教者、教師の務めである。

全うせよ--すべての要求を果たし、何もなされずに残さない

(使徒 12:25;

ロマ 15:19;

コロ 4:17)。

2 Timothy 4章 6 Jamieson-Fausset-Brown Commentary Critical and Explanatory on the Whole Bible

無題

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6. ギリシヤ語では「わたしはすでに注ぎの供え物とされている」である。文字通りには灌祭としてであり、彼の血が流されることにふさわしい。すべての犠牲は、犠牲の頭上に始まりの灌祭をもって始まった(注、ピリピ 2:17を見よ)。

これはテモテが忠実であるように励ます動機である。すなわちパウロの出発と最後の幸福である。働きに冠を戴かせるのはその終わりである[BENGEL(ベンゲル)]。ペテロに対して彼の出国の時が示されたように、パウロに対してもそうであった

(ペテ二 1:14)。

わたしの出国の時--文字通りには「錨を解くこと」である(ピリピ 1:23を見よ)。

解散である。

2 Timothy 4章 7 Jamieson-Fausset-Brown Commentary Critical and Explanatory on the Whole Bible

無題

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7. 「わたしは立派に戦い抜いた」。ここでギリシヤ語は狭い意味の戦いに限定されず、競馬場の競走のようなあらゆる競争的な競技や試合を含む

(テモ一 6:12

[ALFORD(アルフォード)];

コリント前 9:24

等;ヘブル 12:1, 2)。

信仰を守った--信者かつ使徒としてわたしに委ねられたキリスト者の信仰を守った、ということである(テモ二 1:14;黙 2:10; 3:10と比較せよ)。

2 Timothy 4章 8 Jamieson-Fausset-Brown Commentary Critical and Explanatory on the Whole Bible

無題

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8. 冠--むしろギリシヤ語通りに「その冠」。「今から後」という言葉は決定的瞬間を示す。彼は自分の状態を三つの面から見る。(1) 過去「わたしは戦った」。(2) 直接の現在「わたしのために用意されている」。(3) 未来「主はその日に授けられるであろう」[BENGEL(ベンゲル)]。

冠--ギリシヤの国技競技で、レスリング、走走等で勝利した競技者に冠、すなわち花冠が与えられた

(ペテ一 5:4;

黙 2:10と比較せよ)。

義の--その報いは神の霊がパウロのうちに成し遂げられた義を認めて与えられる。冠は義人のために用意されているが、またそれは義から成る冠である。義はその自らが報いとなるであろう

(黙 22:11)。

出エ 39:30と比較せよ。

人は信仰によってキリストの功績により無償で義と認められる。そしてそのように義と認められた者のわざを神は受け入れ、当然の価値ではなく恵みによって与えられる報いをもってそれらを栄光あるものとされる。「神が人々に注がれる善良さはこれほどまでに大いなるので、人々のわざは単に神自身の賜物に過ぎないのに、それらが功績となることを御旨とされる」[教皇ケレスティヌス1世(POPE CELESTINE I.)、書簡、 12]。

与える--ギリシヤ語では「裁判官」として義しい報いをもって「授けるであろう」

(使徒 17:31;

コリント後 5:10;

テサ二 1:6, 7)。

その日に--彼の現れる時まではない

(テモ二 1:12)。

第一の復活にあずかる者たちは最後の日にも冠を受けることができ、すべての人の総会において新たな賛美の宣告を得ることができる。裁き主の御座に彼と共に座している「兄弟たち」にすでに下された好意的な判決は、彼らに益をもたらした人々に関する判決が下されるとき、マタイ 25:40ですでに与えられたものとして前提されている[BENGEL(ベンゲル)]。前者、すなわち千年王国でキリストと共に治める選ばれた教会は、後者より数が少ない。義なる天の裁き主は、パウロを罪に定めた不義なる地の裁判官たちと対照される。

わたしに--個人的な適用。ギリシヤ語では「わたしだけでなく」。

慕うすべての人にも--ギリシヤ語では「慕ってきた、そして今も慕っている」。キリストの現れに対する習慣的な愛と切望であり、これは信仰を前提とする

(ヘブル 9:28と比較せよ)。

テモ二 4:10の悲しい対照、すなわち「この世を愛して」と比較せよ。