Jamieson-Fausset-Brown Commentary Critical and Explanatory on the Whole Bible
Robert Jamieson, A. R. Fausset, David Brown · 1871
Commentary Critical and Explanatory on the Whole Bible (1871). CCEL expanded electronic edition states it is in the public domain.
- 翻訳進捗
- 19,831 / 19,831
- 原文言語
- en
Nu 31:1-54.
ミデヤン人が略奪され、バラアムが殺される
1, 2. 主はモーセに告げられた。「ミデヤン人からイスラエル人の復讐をせよ」――アブラハムとケトラから出た半遊牧の民で、死海の東岸に位置するモアブの東および南東の地域を占めていた。彼らは偶像礼拝と好色という二重の罪にイスラエル人を陥れるよう企てた悪名高い誘惑の計画の、主な扇動者であったと見られる
[Nu 25:1-3, 17, 18]。
これによって、主がその民から守りと恵みを引き離されることが期待されていたのである。そのうえ、ミデヤン人はアモリ人と敵対的な同盟を結んだことによって
(Jos 13:21)、
とりわけ憎むべきものとなっていた。この時、モアブ人はロトへの配慮
(De 2:9)
と、彼らの咎がまだ満ちていなかったことのゆえに見逃されていた。神は「イスラエル人」の復讐について語り
[Nu 31:2]、
モーセは主の復讐について語った
[Nu 31:3]。
というのも、神に恥辱がもたらされ、その民に損害が加えられたからである。両者の利害は同一であった。神とその民は同じ大義を持ち、同じ友を持ち、同じ攻撃者を持つ。事実、これは宗教戦争であって、偶像礼拝者に対し、イスラエル人をそそのかしてその忌むべき行いを行わせた者たちに対して、神の明確な命令によって始められたものである。