アニス(ディル)
動植物マタ23:23にだけ出る植物で、通常ディルとして知られる香草であり、パリサイ人がその十分の一を献げていた庭園植物である。
この語はマタ23:23にだけ見られる。これは普通ディルという名で知られる植物で、植物学者のいう Peucedanum graveolens である。ディルという名は「静める」を意味する北欧語に由来し、この植物に痛みを和らげる駆風作用があるためである。普通のディル、Anethum graveolens は一年草で、スペイン、ポルトガル、および南ヨーロッパ一般の麦畑に野生する。東方諸国で shubit という名で知られる栽培ディルの一種もある。パリサイ人が十分の一を納める習慣を持っていたのは、この庭園植物の種であった。タルムードは、ディルの種、葉、茎について十分の一を納めることを求めている。これはセリ科の植物で、キャラウェイに非常によく似ており、香りのある葉はスープや漬物に用いられる。本来のアニスは Pimpinella anisum である。