建築
その他ユダヤ人の建築はその地の気候と条件に適応したもので、カナン定住後に次第に発展した。
ユダヤ人の間での建築は、その国の気候と条件に適したものであった。彼らはカナンに入った時、すでに存在していた住居建築の様式を採用したのであろう(申 6:10、民 13:19)。フェニキアの職人たち(サム下 5:11、王上 5:6, 18)は、エルサレムの王宮と神殿の建設を助けた。外国人たちは、捕囚後の神殿再建にも助力した(エズ 3:7)。
創 11:3, 9には、建物建設について記録された最初の例がある。シンアルの平野の町々は、セムの子孫によって建てられた(10:11, 12, 22)。
イスラエル人は職業上、羊飼いであり天幕に住む者であった(創 47:3)。しかしカナンに入ってからは町に住む者となり、パレスチナ産の石灰岩で建てられた家に住むようになった。ソロモンの時代には多くの建築が行われた。彼はエルサレムで完成させた建物のほかに、バアラトとタデモルも建てた(王上 9:15, 24)。イスラエルとユダの多くの王たちも、さまざまな建築に従事した。
ヘロデとその子ら、また後継者たちは神殿を修復し、エルサレムに要塞その他の非常に壮麗な建造物を建てた(ルカ 21:5)。
建築に用いられた道具としては、下げ振り(アモ 7:7)、測りざお(エゼ 40:3)、のこぎり(王上 7:9)が挙げられている。
信じる者たちは「神の建物」であり(コリ一 3:9)、天は「神からの建物」と呼ばれる(コリ二 5:1)。キリストはご自身の教会の唯一の土台であり(コリ一 3:10-12)、またその建築者でもある(マタ 16:18)。