鎖
物職務のしるし、装飾品、または囚人をつなぐ足かせとして用いられた鎖です。
(1)職務のしるしの一部です。金の鎖がヨセフの首に掛けられ(創41:42)、ダニエルにも約束されました(ダニ5:7)。これは主権の象徴として用いられました(エゼ16:11)。大祭司の胸当ては金の鎖によってエポデに留められていました(出39:17、21)。
(2)装飾品としても用いられました(箴1:9、雅1:10)。ミディアン人はらくだの首を鎖で飾りました(士8:21、26)。
(3)鎖はまた、囚人を縛る足かせとしても用いられました(士16:21、Ⅱサム3:34、Ⅱ列25:7、エレ39:7)。パウロはこのようにしてローマ兵につながれていました(使28:20、エペ6:20、Ⅱテモ1:16)。時にはより確実にするため、ペテロの場合のように、囚人が二本の鎖で二人の兵士につながれることもありました(使12:6)。