創造
神学「初めに」神が万物を無から存在へ呼び出された、自由で知恵ある創造の行為を指す。
「初めに」神は万物を創造された。すなわち、無から存在へ呼び出された。神の側におけるこの創造の行為は絶対的に自由であり、無限に知恵ある理由によるものであった。万物の原因は神の御心の中にのみ存在する。創造の働きは、(1)神性に(創1:1、26)、(2)父に(1コリ8:6)、(3)御子に(ヨハ1:3、コロ1:16、17)、
(4)聖霊にも帰せられる(創1:2、ヨブ26:13、詩104:30)。神が創造主であるという事実は、主を真の神として区別する(イザ37:16、40:12、13、54:5、詩96:5、エレ10:11、12)。創造の働きにおける一つの大きな目的は、創造主の栄光を現すことである(コロ1:16、黙4:11、ロマ11:36)。神の御業は、神の言葉と同じく、神からの啓示であり、両者が正しく理解される時、その教えの間に矛盾はありえない。
腐敗によってゆがめられてはいるが、創造に関する伝承は古代東方諸民族の記録の中に見いだされる。(アッカドを参照)下メソポタミア平野の原住民であったアッカド人の伝承には、特別な関心が寄せられる。これらは近年、アッシリアの長く埋もれていた宮殿や神殿から救出された粘土板と円筒印章によって明るみに出された。それらは創世記の記録と驚くほど似ている。