地

その他

土や土壌を意味するアダマと、全世界・国・陸地を意味するエレツを訳した語で、新約聖書ではユダヤの地や肉的なものを指すこともある。

(1)土または土壌の意味では、アダマという語の訳である。創 9:20で「農夫」は文字どおりには「地または土の人」である。祭壇は土で築かなければならなかった(出 20:24)。ナアマンは二頭のらばに積むだけの土を求めた(王下 5:17)。それは、異邦の神々と同じように、主もご自身の土地の上でだけ正しく礼拝され得るという迷信的な考えからであった。

(2)エレツの訳としては、全世界を意味し(創 1:2)、海と対比される陸地を意味する(1:10)。エレツはまた、国(21:32)、一区画の土地(23:15)、人が立っている地面(33:3)、地の住民(6:1、11:1)、イスラエルを除く全世界(代下 13:9)を指す。新約聖書で「地」はユダヤの地を指し(マタ 23:35)、また天のものと対比される肉的なものを指す(ヨハ 3:31、コロ 3:1, 2)。

代表・関連聖句