東
その他太陽が昇る方向である東を指し、ヘブライ語ではミズラまたはケデムで表される。
(1)東方(ミズラ、mizrah)、すなわち太陽の昇る所である。したがって「東の国」は、シリアの東に位置する国、すなわちエラム(エリマイス)を指す(ゼカ 8:7)。
(2)本来は人の前にあるもの、すなわち他のものの前または正面にある国を意味し、ケデム(kedem)という語の訳である。方角を示す時、ヘブライ人は常に顔を東に向けた。ケデムは世界の四方を描写する時に用いられ(創 13:14、28:14)、ミズラは東だけを西と区別する時に用いられる(ヨシ 11:3、詩 50:1、103:12など)。創 25:6で「東へ」は文字どおりには「ケデムの地へ」、すなわちパレスチナの東に位置する地、つまりアラビア、メソポタミアなどを指す。