遊戯(競技)
その他子どもの遊び、弓や石投げのような武技、またギリシア・ローマ世界の競技や剣闘競技など、聖書に言及されるさまざまな遊戯と競技を指す。
(1.) 子どもの遊び(ゼカ 8:5、マタ 11:16)。ユダヤ人の若者たちは、弓や石投げの用法についても教えられていたようである(士 20:16、代上 12:2)。
(2.) ギリシア人やローマ人の間で一般的であった公的競技は、ユダヤ人の制度や慣習にはなじまないものであった。しかし、二つの箇所でそのような競技への言及が見られる(詩 19:5、伝 9:11)。
(3.) ギリシア人とローマ人の社会生活において、競技は大きな位置を占めていた。
(a) 新約聖書には、剣闘士の見世物や猛獣との戦いへの言及がある(1コリ 15:32)。これらはローマ人の間で一般的であり、時には大規模に行われた。
(b) ギリシアの体育競技への暗示もしばしば現れる(ガラ 2:2、5:7、ピリ 2:16、3:14、1テモ 6:12、2テモ 2:5、ヘブ 12:1、4、12)。この種の競技は非常に多かった。オリュンピア、ピュティア、ネメア、イストミアの諸競技は国民的に大きな重要性を持つものと見なされ、レスリングや競走などで勝利した者は、最も高貴で幸福な人々として尊ばれた。