箴言

その他

幅広い主題についての道徳的・哲学的格言を詩的形式で提示した集成であり、「実生活の哲学」を示す。

幅広い主題についての道徳的・哲学的格言を、詩的形式で提示した集成である。この書は「実生活の哲学」を示している。それは、聖書が常識と分別を軽んじていないことのしるしである。それは知性、慎重さ、良い教育の価値を、最も力強い仕方で私たちに刻み込む。ヘブライ語の全力と、この書の聖なる権威の全体が、これらの素朴な真理に注がれている。またそれは、神学者たちがしばしば見落とすが、人間生活を真に評価するためには不可欠な、人間性のより繊細な陰影についての、洗練され、識別力のある、注意深い見方を扱っている」(スタンリー『ユダヤ教会』)。

この書の起源については、「ソロモンが、先行する時代の人間経験から生じ、時の流れに乗って彼のもとを通り過ぎていた多くの格言を集め、作り直したのであり、また自分自身の経験という材料から多くの新しい格言を練り上げたのであろう。実際、この書の終わり近くには、ソロモン自身の言葉のいくつかが保存されており、それは晩年に彼の唇から落ち、他の手によって集められたもののようである」(アーノット『天からの律法』ほか)。

この書は通常、三つの部分に分けられる。(1.) 1-9章から成り、知恵を最高善として提示している。

(2.) 10-24章から成る。

(3.) 「ユダの王ヒゼキヤの人々が集めた」(25-29章)ソロモンの箴言を含む。

これに二つの付録が続く。(1) 「アグルの言葉」(30章)、(2) 「レムエル王の言葉」(31章)である。

ソロモンは三千の箴言を書いたと言われ、この書に含まれるものはその中から選ばれたものかもしれない(I列王4:32)。新約聖書には、この書からの直接引用または暗示が三十五箇所ある。

代表・関連聖句